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整備士 転職のノウハウ

ミドルシニア世代の自動車整備士が転職する際におさえておくこと!

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はじめに
ミドルシニア世代の自動車整備士の方が転職したいと思っても、どんな転職先があるのか具体的に分からない、どうやって探せばいいのか見当がつかない…などと、お悩みのことも多いでしょう。
自動車整備士という仕事は事務職とは違い技術職なので、転職先を選ぶのに迷ってしまうのも当然です。
特に、ミドルシニア世代ともなればなおさらですよね?
ですが、しっかりと自動車整備士として転職するのか決めておき、準備や面接に臨むことでミドルシニア世代でも転職を成功させることができます。
ここではそんな、ミドルシニア世代の自動車整備士の方が転職に成功するためのポイントをご紹介します。

自動車整備士の仕事とは

自動車整備士の仕事の最大の魅力とは自動車と日常的に関われるとうこと。
自動車好きの男性は多いかと思いますので、これはたまらない魅力でしょう。
実際に、自動車整備士として働いている人のほとんどは自動車好きで、趣味と実益を兼ねた仕事と言ってもいいようです。
一般の人なら見られない車の内部を見られたり、さまざまな車種を整備できたり、自動車が好きな仲間が増やせたり…など、整備士でしか味わえない魅力がいっぱいです。
さらに、自動車整備士の仕事は自動車の整備だけではなく、車の所有者にさまざまな視点からアドバイスを行ったり、車について悩みごとがあれば相談に乗ったりなどさまざまな内容があります。
こういった車に関する業務を通じてやりがいを得られるのはお客様から感謝の言葉をもらったり、笑顔をもらえることではないでしょうか?
つまり、自動車整備士の仕事は自分の好きなことや得意なことが活かせ、その上お客さんからありがとうと言ってもらえるということ。
そんな自動車整備士の仕事を、ミドルシニア世代になっても続けたいと思うのは当然です。

ミドルシニア世代の自動車整備士が転職する際の心構え

甘えを捨てる

ミドルシニア世代が転職する理由の1つにリストラがあります。
勤務先の経営状態が悪化し、人員整理や倒産などは避けられないことです。
さまざまな理由で転職となっても、年収や役職が下がってしまうことがほとんどです。
また、上司が年下なんてこともあり得ます。
現実を直視しそれでもやっていく覚悟を持ち、甘えは完全に捨てて転職活動に臨むようにしてください。

自動車整備士としての市場価値を理解する

ミドルシニア世代の自動車整備士の方が転職すると決めたら、自分がどの程度市場価値があるのかを明確にしなければなりません。
これまでの自動車整備士としての経験から考え、できることとそうでないことをピックアップし、その上で経験を応用すればできることがないかどうかを考えましょう。
さらに、転職後収入が下がるならいくらまで可能か、転勤などは可能かどうかなど、転職後の働き方や給与など提示したい条件をはっきりしておく必要があります。
こういったことをしておけば、自分が自動車整備士として市場価値がどのくらいあるか理解でき、さまざまな転職先から自分に最適なものを選ぶことができます。

計画的、効率的に転職活動を行う

年齢に関わらず、転職活動は効率的、計画的に行わなければなりません。
ミドルシニア世代の自動車整備士の方はご家庭をお持ちの方がほとんどでしょう。
そのため、できるだけ早く転職活動を成功させたいと思うのは当然です。
転職先がどんな人材を求めているか理解した上で転職活動を行えば、いつまでに転職先を決めると目標を立て効率的に転職活動を行いましょう。

年齢によって転職の方法は違ってくる

また、若い方とは違い、ミドルシニア世代の転職活動は違うものになることを理解しておきましょう。
若い自動車整備士の方なら、それまでの経験値が少ないですが、ミドルシニア世代ともなれば経験が豊富なので、経験やスキルを重視されることがほとんどです。
つまり、即戦力になれるかどうかがポイントになってきます。

転職する理由を明確に

また、転職するということはなんらかの理由があるはずですが、それがはっきりしないという人も多いです。
自分はなぜ転職したいのか、明確にしておく必要があります。
たとえば、人間関係のいい転職先で働きたいとか、収入をアップさせたいなど、転職したい理由を明確化しておかないと転職活動はうまくいくはずもありません。

具体的にどこで働きたいか

また、転職理由を明確化したら、具体的にどこで働きたいかをはっきりさせましょう。
具体的な転職先を選ぶ方法として給与や福利厚生、事業内容、業務内容…などがあります。
しっかりと確認した上で転職先を検討することが大切です。

面接の際の注意点

履歴書に記載した内容をきちんと説明できるようにする

転職希望先に履歴書を送って面接となった場合に、履歴書や職務経歴書に記載したさまざまな内容について質問されるのは間違いないでしょう。
前もって履歴書などをコピーしておき、何を聞かれてもきちんと答えられるよう準備しておくようにしましょう。
また、以前の勤め先を辞めた理由を聞かれた時、ネガティブな理由を答えるのは絶対に止めておき、前向きな理由を答えるようにしましょう。
なお、必ず転職したいと思った理由を聞かれるでしょうが、明確に答えられるようにしておきましょう。
ミドルシニア世代の自動車整備士の方は整備士としての経験が豊富です。
整備経験のあるメーカーや車種、どういった項目が点検可能かなど、具体的に答えられるよう準備しておくようにしましょう。

気になることや考えてきたことはきちんと質問する

一般的に面接の際、何かご質問はありますか?と聞かれることが多いです。
これをチャンスととらえ、自分がここで自動車整備士として働くことを想像しながら、気になることは何でも聞くようにしましょう。
全く質問をしないとなれば、熱意ややる気がない人というイメージを植え付けることになります。
いくつになっても面接は緊張してうまく話せないものです。
前もって何を聞きたいかをメモしておき、積極的に聞くことが大切です。

転職サイト選びに要注意

ミドルシニア世代の自動車整備士の方が転職する場合、転職サイトを利用するかと思います。
ただ、転職サイトと一言で言っても若い人向けの転職サイトもあれば、ミドルシニア層向けの転職サイト、女性向けの転職サイトなどさまざまです。
法律上、転職サイト運営側が登録者の性別や年齢によって転職先のサポートをするかどうか判断してはいけないと決まっています。
つまり、転職サイトが得意としない性別や年齢の方が登録しても法律上断れないので、サポートするしかないということ。
つまり、その転職サイトのターゲット外の人が応募しても、積極的に転職のサポートを行ってくれないということですね。
そのため、ミドルシニア世代の方が転職サイトに登録するなら、ご自分の年齢にマッチした転職サイトを選ばなければなりません。

まとめ

ミドルシニア世代自動車整備士の方が転職する際の心構えや面接時の注意点などをまとめてみました。
さまざまな理由で、ミドルシニア世代の自動車整備士の方が転職活動を行うこともあるでしょう。
まずは今持っている甘い考えはきっぱりと捨て、現実をしっかりと見た上で転職活動に臨むようにしましょう。
また、転職サイトを活用する際は自分の年齢に合ったサイトを見極め、登録することが重要です。
効率よく転職活動を行っていただき、新しい職場で活躍できることを願っています!

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