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ミドルシニア専門転職エージェントを利用するメリット

はじめに
ひと昔前までは転職年齢の限界は35歳とされてきました。
ですが、現在はその求人状況が変わっており、どの業界でも人材不足が深刻化していることから転職市場は売り手が圧倒的に有利な状況です。
そのため、40代、50代、60代のミドルシニア世代であっても需要が高い状況で、ある程度のスキルやキャリア、向上心のある方ならそこまで転職が難しいとは言えません。
ここではそんな、ミドルシニア世代が転職エージェントや求人広告を利用するメリットや、どうすれば転職を成功させられるか、詳しく解説したいと思います。

転職エージェントとは

転職エージェントについてご存じない方のために、そもそも転職エージェントとは何かご説明したいと思います。
転職エージェントとは転職希望者にそれまでのスキルや経験などを聞き取り、希望に合う求人を紹介するサービスのことです。
また、職務履歴書や履歴書などを添削してくれたり、面接日の日程調整を行ってくれたりなど、さまざまなサポートを行っています。
もちろん、転職が初めての方もそうでない方も関係なく利用できますし、仕事をしながら転職活動をされている方、退職後転職活動をなさっている方に関係なく利用できます。

ミドルシニア世代専門転職エージェントのメリット

最近では若い世代だけでなく、40代、50代、60代のミドルシニア世代に特化した転職エージェントも出てきています。
具体的に申しますと次のようなことが挙げられます。

非公開求人の紹介

ミドルシニア世代の転職エージェントは他の転職エージェントと同様非公開求人の紹介があります。
企業側からすれば、重要な役職や経営側に近いポジションの人材を求める時など、非公開求人として募集をかけることが多いです。

市場の状況をおさえた上でアドバイスしてくれる

また、転職エージェントにはプロのアドバイザーがおり、求職者のスキルや経験を踏まえた上で客観的な立場に立ち、さまざまなアドバイスをしてくれます。
転職エージェントは転職に関するさまざまな情報を持っているため、募集案件の背景や募集している企業の課題などを把握しているため、企業がどういった人材を求めているか分かった上でベストな提案をしてくれます。

さまざまな交渉を代行してくれる

また、転職エージェントは給与の交渉などさまざまな条件についての交渉ごとを代行してくれます。
特に給与については自分で直接企業との交渉がしづらいです。
そんな難しい交渉についても代わりに行ってくれるのはありがたいですね。
このように、応募までの間だけでなく選考が進んでから後も一環してプロがサポートしてくれるので安心して転職活動が進められます。
もし、自分で応募するとなると、こういったサポートは一切受けられません。
つまり、自分で応募先の企業にひとつひとつ対応するしかない…ということになります。
特に、転職活動が初めての方の場合はどうやって進めていけばいいのか分からなかったりと、不安に感じることが多いでしょう。
ですが、転職エージェントがプロの立場からさまざまなアドバイスやサポートを受けられるのは何より安心できるかと思います。

ミドルシニア世代が転職エージェントを活用すべき理由

40代、50代、60代のミドルシニア世代の方が転職エージェントを活用すべき理由について解説します。

そもそも、ミドルシニア世代は社会人としての経験も豊富でスキルもある程度高いかと思います。
もちろん、転職活動を行うには転職サイトなどの求人広告やハローワークを利用する場合もありますが、これらだと自分で求人情報を探すことになります。
ですが、転職エージェントならアドバイザーがあなたにぴったりの案件を探してくれるからです。
ミドルシニア世代の方は若い方と違い、肉体的精神的にも仕事を続けながら転職活動を行うのはハードかと思います。
転職エージェントを活用することで負担なく自分に合った転職先を見つけられるのはありがたいことではないでしょうか?

ミドルシニア世代の転職エージェントの選び方

ミドルシニア世代の方にとって、いかに転職エージェントのメリットが大きいかお分かりになったかと思います。
では、どうすればうまく転職エージェントを選ぶことができるのでしょうか?

複数の転職エージェントに登録する

まず、複数の転職エージェントに登録することが大前提です。
転職エージェントと言ってもさまざまなものがあり、得意とする分野が違っていたりします。
そのため、複数の転職エージェントに登録することで、それぞれのいいとこどりができるわけですね。
また、Aという転職エージェントで登録されている求人がBという転職エージェントではなかったりします。
より多くの転職エージェントを活用した方がさまざまな案件の中から求人を探せるのもメリットかと思います。

ミドルシニア世代専門転職エージェントを利用する

ミドルシニア世代の方が転職エージェントを選ぶ場合、一般的なものではなくミドルシニア世代に特化したものを選びましょう。
一般的なものだと対象となる年齢層の幅が広すぎますし、当然若い方が有利に決まっているからです。
ミドルシニア世代に特化したものならスキルや経験に自信があれば、好条件の案件を紹介してもらうことができるでしょう。

ミドルシニア専門転職エージェントを利用する上でのポイント

では、ミドルシニア専門転職エージェントを利用する上でのポイントをご紹介してみたいと思います。

すぐに転職したいことを伝える

アドバイザーから聞き取りの際などに、いつ転職したいのか聞かれたら必ず「自分の条件に合う案件が見つかったらすぐ」と答えるようにしましょう。
あなたの転職にかける熱意が伝わるはずですよ。
また、好条件の案件が見つかったら優先して紹介してくれるかもしれません。

アドバイザーとの連絡はこまめに

せっかくミドルシニア専門の転職エージェントに登録しても、積極的に活動しないと、アドバイザーから転職先が決まったとみなされます。
連絡をこまめに取るようにすれば、より多くの案件を紹介してもらえるはずです。
もちろん、マイページにもこまめにログインするようにし、転職に前向きである意思表示を行うことが大切です。

面談の際は本音を話すようにする

転職エージェントに登録したら、アドバイザーと面談をするかと思います。
その際、アドバイザーに対しどういった企業に転職を希望するのかはっきりと伝えられるよう、履歴書など必要な書類を用意しておくことが大切です。
また、アドバイザーと本音で話すようにすれば、あなたの希望に沿った案件を紹介してもらいやすいです。

運良く内定をもらった場合もすぐに決めず、じっくりと考えた上で返事をしましょう。
内定を受けるかどうか決めるのはあなた自身です。
後悔のないよう熟慮することが大切です。

中高年で正社員として転職するためにすべきこと

40代、50代、60代のミドルシニア世代の転職エージェントの選び方などが分かったところで、ミドルシニア世代の方が転職に成功するコツについてもご紹介します。
ミドルシニア世代の方が転職したいと思う理由にはさまざまなものがあるでしょうが、ほとんどの方は家庭をお持ちのはずです。
そのため、正社員として働き収入を得たいと思っているはずです。
ただ、正社員として今後も働き続けるためにはさまざまな条件を満たしている必要があります。

経験のある業界へ転職する

ミドルシニア世代の方が転職後も正社員として働き続けたい場合、やはり経験のある業界への転職がベストです。
中高年が転職する場合、企業からすると即戦力を求めているので、同じ業界への転職だと0からのスタートにはなりません。
ですので、採用する側からしても同じ業界で経験のある人材を採用した方がメリットが多いのです。
また、転職を希望する側からしても、知識や経験のある企業へ転職した方がそれまでの経験を活かすことができるのはメリットかとおもいます。

実績や経験があるかどうか

ミドルシニア世代が転職する場合に重要なのはいかに実績や経験を積んでいるかです。
一般的に、社会人としての経験を積んでいれば、ある程度実績や経験があるはずです。
ですが、その程度では意味がありません。
他のミドルシニア世代より優れた実績や経験が必要です。
そういった実績や経験があるかどうか、今一度考えてみましょう。

即戦力になれるかどうか

ミドルシニア世代が転職する際、即戦力になれるかどうかが重要です。
特に正社員として転職したい場合は即戦力になれないと採用されにくいです。
面接の際、即戦力になれることを前面に押し出すことができれば、転職で有利になるはずです。

スキルや資格の有無

事務職などならともかく、専門職として転職する場合はスキルや資格の有無が重要となります。
ミドルシニア世代である程度の経験は積んでいても、資格やスキルがないと人材を求める企業からすればどのような人材なのか、優秀なのか把握できません。
自分のスキルや資格が明確になる証明書などがあればベストです。
また、専門職以外の事務職であっても、英語やフランス語などの語学力やパソコンのスキルは必要です。
さらに、人にはない自分しかないようなスキルがあれば、転職の際に有利になるかと思います。

まとめ

転職サイトと一言で言っても、幅広い年齢層を対象にしているものから、若い人向け、ミドルシニア向け…など求人広告媒体でもコンセプトがさまざまです。
40代、50代、60代のミドルシニア世代の方が転職する場合、より有利に転職活動を行うにはミドルシニア世代に特化した転職エージェントを選ぶべきです。
対象の年齢層が違うものを選んでしまうと、紹介してもらえる求人案件も少なく、転職活動がスムーズに進みません。
ミドルシニア世代向けの転職エージェントならミドルシニアのキャリアや需要など、ミドルシニアについての情報を持ったアドバイザーがミドルシニア向けの求人案件を多数持っているからです。
自分の年代に合った転職エージェントに複数登録していただき、効率よく転職活動を進めてくださいね!

少子高齢化の波

現在日本では少子高齢化が進んでおり、この先も労働人口が減少の一途を辿っています。
「定年制の廃止」や「同一労働同一賃金制度」などの政策があり、高齢者いわゆるシニア層の雇用促進を推進しています。

政府の推進もあってか、全国的に見ても以前に比べてシニア歓迎の求人案件は増加してきています。

※「fabcross for エンジニア」調べ
全国平均でみると、10件に1件はシニア歓迎ということになりますね。

こうした取り組みの中で、シニア層に対しての求人サービスも年々豊富になってきており、ハローワークだけでなく、民間企業によるサービスが色々と出てきました。
こういったサービスをどう活用するか、どのような強みがあるかなどをお届けして再就職や転職のお手伝いが出来ればと思います。