ミドル、シニア求人転職比較

シニア・中高年の就職、転職、求人をテーマにした情報サイト

文字サイズを変更できます

  • 通常
  • 大きく

転職のノウハウ

システムエンジニアの将来性、定年後再就職して働き続けるには

投稿日:

はじめに
ミドルシニア世代のシステムエンジニアのみなさん、定年後の再就職について不安をお持ちではないですか?
世間ではよく、「システムエンジニアの定年は35歳」などと言われており、会社員のように定年まで働くのさえ難しいと言われています。
結論を言うと、現在人材不足が深刻化していることから、システムエンジニアとして定年後も働くことは可能です。
ただ、自己中心的な考え方によるこだわりなどが強いと転職先を見つけるのは難しいので、働く場所に合わせて考え方を柔軟にしなければならないでしょう。
また、システムエンジニアとして定年後も働くに当たり気をつけるべきことは技術面での効率が下がることや、働く場によって求める仕事の内容が変わってくることです。
ここではシステムエンジニアの方が定年後再就職して働くために必要なことなど、ミドルシニア世代のシステムエンジニアの方に知っておいていただきたいことをまとめてみます!

システムエンジニアを取り巻く現状

現在、わが国では人材不足が深刻化しており、ミドルシニア世代のシステムエンジニアを再戦力化しようとさまざまな企業が力を入れ始めています。
その理由はミドルシニア世代のシステムエンジニアの数が多いこと、経験が豊富だからで、戦力として再び活躍できれば、システムエンジニアの人材不足解消につながる可能性が高いです。

同時に、ミドルシニア世代のシステムエンジニアも自身も定年後の再就職先を探している方が多いのが現状です。
年金の支給額が上がり、最悪の場合68歳まで受給できない可能性もあることから、少しでも長くシステムエンジニアとして働き続けたいと思うミドルシニア世代は多いです。

現在の日本はIT化が進み続けており、それを支える主力はシステムエンジニアと言っていいでしょう。
ただ、ミドルシニア世代ともなれば若い頃のようなパフォーマンスを十分に発揮できなくなっていることも多いようです。
その理由にスキルアップの方法が分からなかったり、モチベーションの定価などがありますが、本人だけが原因でなく職場環境が原因だったりします。
そのため、企業によってはシステムエンジニアを再び戦力化できるよう対策を取りはじめています。

たとえば、あるIT企業ではシニア正社員制度を導入し、定年後の継続雇用を約束し65歳まで正社員として働ける仕組みが確立しています。
また、専門性や評価に応じ賞与が支給されます。
最高評価がついた場合は最高額で450万円の賞与が支給される仕組みで、定年後でも実力次第で現役時代と変わらない年収を得ることができます。
この企業のように、定年後でもシステムエンジニアとして継続雇用制度で働き続けられる可能性も出てきており、システムエンジニアが定年後働き続けられる場合が多いです。

システムエンジニアの定年はいつ

定年後再就職してシステムエンジニアを続けている方も多いですが、フリーのシステムエンジニアに転職し働く人も増えています。あるシステムエンジニアの方は定年後フリーに転職し、80歳近くまでシステムエンジニアとして働き続けたそうです。
つまり、クライアントから求められるスキルや能力、専門性があればいくつになったとしても現役のシステムエンジニアとして活躍することは可能なのです。
プログラマー同様、システムエンジニアという職業もシステムエンジニアを辞めようと思った時が定年と言っていいでしょう。

定年後再就職する際気をつけること

専門性を高める

ミドルシニア世代のシステムエンジニアの方は定年後も再就職してシステムエンジニアとして働き続けたいと思っておられることでしょう。
システムエンジニアという仕事はいわば専門分野に特化したエンジニアですから、定年後も働き続けるためには特定の分野や言語について徹底的に詳しくなることが必要です。
どんなジャンルの職業でも、フリーランスとして収入が高い人とは浅く広く知識を持っている人ではなく、特定のことについて深い知識を持つ専門家であることが多いです。
そういうシステムエンジニアなら、転職の案件も多くなるでしょう。
つまり、定年後再就職して活躍し続けるためにも、他の人が代わりができないようなレベルの知識やスキルを身につけておくことが重要です。
クライアントから高く評価されるためにも、スピード力を持って仕事を進めることが重要です。
スピード力を保ちつつ品質の高い仕事をすれば、いくつになってもシステムエンジニアの仕事が続けられるということです。

コミュニケーション能力が高い

システムエンジニアという仕事はコミュニケーションが必須の職業です。
定年後再就職し転職先で働くとなった場合、開発の場では自分一人ではなく他のチームのメンバーやクライアントなどとコミュニケーションを取り合って仕事を進めていきます。
この場合のコミュニケーションとは他人とうまくやっていくことを指すのではなく、仕事をする上で周りの人に自分のやりたいこと、やってもらいたいことなどをうまく伝え、理解してもらえるかどうかを指します。
定年後も再就職してシステムエンジニアを続けるなら、専門性を高めるのは当然ですが、向上心を持って日々努力する必要があることは言うまでもありませんね。

転職エージェントを活用する

システムエンジニアとして定年後も再就職して働くと決めたら、情報収集を行うことが重要です。
そのためには転職エージェントに登録するのがオススメ。
転職サイトや情報サイトなどもあり並行して利用するのもいいかと思いますが、再就職を成功させるには転職エージェントの存在は欠かかせません。
また、転職エージェントに登録したら、必ず積極的に担当者に相談しましょう。
相談をしないまま再就職先が決まったとしても、そこがブラック企業だったり、システムエンジニアの地位が低い、人間関係が悪い…などの理由から、退職する場合が多いです。
ただ、現在転職エージェントと呼ばれるところは400以上もあると言われているため、見極めるのが重要かと思います。
おすすめの転職エージェントとはこちらの相談に対し親身になって乗ってくれること、アドバイスが的確であること…などが挙げられます。
複数の転職エージェントを使えばより効率が上がりますので、いくつか登録してみて自分にもっとも合う転職エージェントはどれか選ぶのも手ですね!

まとめ

システムエンジニアは定年後再就職して働き続けることができるのか、その将来性についてや、定年後転職する際の注意点などについてまとめてみました。
システムエンジニアは若ければ若い方がいいなどと言われていましたが、人材不足が続く現状を見ると、そうでもなさそうです。
経験がありスキルが高く専門性の高いシニア世代のシステムエンジニアが再び戦力として期待されています。
そのため、社会から求められている技術や知識を学び続ける限り、いくつになっても現役のシステムエンジニアとして働き続けることが可能です。
実際に、プログラマーからシステムエンジニアへとキャリアアップする方が増えているのはシステムエンジニアはプログラマーと違い年齢が不利にならないこと、逆に有利になることなどからだそうです。
つまり、それだけシステムエンジニアの需要は高く、何歳になっても自分の心構え次第で働き続けられる職業だということですね。
定年後も再就職して働き続けたいとお考えのシステムエンジニアの方はさらに専門性や技術などを磨いていっていただければと思います!

-転職のノウハウ