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転職のノウハウ

ミドル世代が転職で成功するための面接のポイント

更新日:

はじめに
ミドル世代のみなさん、転職を考えたことはありますか?
実際のところ、ミドル世代の方で転職を希望している方は多いです。
ただ、転職活動は年齢が上がれば上がるほど成功しづらくなると言われており、ミドル世代ともなれば年収アップは難しいのが現実です。
ここではそんな、ミドル世代の方が転職に成功するための面接のポイントをお教えします。

ミドル世代の転職事情

ある調査によれば、大手転職サイトが転職先を紹介したミドル世代の方の数は年々増えているそうです。

即戦力が必要

ミドル世代が転職先の企業から求められることはそれまでに培われた経験と即戦力として活躍できるかという点です。
たとえば、あるプロジェクトを立ち上げたとすると、すぐに結果が出せるような人材を必要とし、中途採用者を募集していることが多いです。
プロジェクト運用経験あり、専門的なスキルや知識があるなどがあれば、即戦力のある人材として転職先に採用される確率が上がるでしょう。

高望みしないこと

ミドル世代が転職する際、はっきりとした課題がないまま転職しない、高望みしないことが大切です。
その理由はあまりに待遇面などで高望みすると、転職先が見つかりづらく転職するまでに時間がかかってしまうからです。
さらに、はっきりとした課題がないまま転職を行ってしまうと、社風に合わない、自分が望むような活躍ができないなどの理由で退職せざるを得なくなります。

ミドル世代でも有利になる職種はある

ミドル世代というだけで面接すら受けさせてもらえないこともありますが、なんでもかんでも応募したところで時間と手間のむだになるでしょう。
運送業界の方が転職活動を行う場合、ミドル世代ということが不利にならない職種に絞ることがポイントです。
たとえば、年齢があまりハンデにならない職種にタクシードライバーがあります。
タクシードライバーは若い方より地理に対する知識や免許の有無、人生経験などが重要視されるからです。
それに、タクシードライバーならお客さんを乗せれば乗せるほど収入がもらえるので、ドライバーの中でもメリットの多い職種です。
現在配送ドライバーをやっている方で今より収入を落としたくないという方は都内でタクシードライバーをすれば、500万円程度の年収が見込めるとも言われています。
同じ業界で収入アップを狙うなら、タクシードライバーへの転職を検討するのも手ですね。
人とのコミュニケーションが得意、人と関わるのが好きという方は考えてみてもよさそうですね。

ミドル世代が転職活動を行う際の注意点

転職サイトを活用する

ミドル世代が転職する場合、転職サイトを活用をするといいでしょう。
若い世代と違い、ミドル世代ともなればそう簡単に転職が成功するとも限りません。
そのため、転職をスムーズに進めるために大切なのが転職サイトを活用すること。
転職サイトをうまく活用すれば、ミドル世代であってもスムーズに転職を成功させられるに違いありません。

ビジネスマナーをマスターしておく

転職先の採用担当と初めて会うのが個人面接かと思いますが、面接前にしっかりと気を引き締めるのは当然ですが、会社の玄関を入った瞬間から見られていることを意識することが重要です。!
たとえば、携帯電話の電源はオフにしておく、コートを脱いでから受付へ行くなど、ささいなことですがビジネスマナーを厳守することが大切です。
さらに、面接官の第一印象をよくするためにも、この会社で絶対に採用してもらえるよう自分の強みを前面に押し出していこう…とポジティブな気持ちで臨んでください。
言うまでもないですが、面接の際いい加減な対応だと面接官に悪い印象を与えてしまいます。
面接官は面接の際の受け答え以外にも、マナーは服装、話し方や表情、仕草などさまざまな点をチェックしているはずです。
どんな質問をされるのかあらかじめ想定しておき、答え方を練習しておくのは当然ですが、まずはビジネスマナーをきちんと身につけておかねばなりません。
特にミドル世代の場合、どうしても元気がない声が小さいなどと受け取られがちです。
無理に笑顔でいる必要もないですが、はきはきと元気に挨拶をするだけでも相手に与えるイメージがよくなりますので、面接もやりやすくなるはずです。

自己紹介のポイント

面接で自己紹介を求められた時は相手に必要なことだけを分かりやすく答えるようにしましょう。
また、自己紹介で話す内容として、まず氏名をフルネームで伝えます。
次に、以前の勤務先での業務内容や、これまでどんな業界に携わってきたかを答えます。
転職先でよくある自己紹介に、それまでの経験やスキルを簡単に紹介するというのがあります。
きちんと答えられるよう、あらかじめ準備しておきましょう。
また、クライアントから得た評価やどんな商品をてがけたか、目標に対して達成率はどのくらいか…など、これまでの仕事上での実績を話しましょう。
さらに、取得している資格や免許、転職後どんな能力を活かせるかなどを話しましょう。
自分が持つスキルが転職先の企業にとってどんなメリットがあるのか、具体的に話すのがポイントです。

話し方

ミドル世代が転職先企業との面接を行う場合、話し方にも気を配りましょう。
質疑応答の際、面接官の目を見て話さなければなりません。
その理由は目を見て話すことによって、自分の転職先企業に対する熱意や、自信などを伝えることができるからです。
もし、伏し目がちだったり、きょろきょろと落ち着かない様子だと、信用できない人だなと思われてしまいます。
たとえ予想していなかったような質問をされても、面接官の目をしっかりと見て落ち着いて答えるようにしましょう。
どんな時も冷静に焦らず落ち着いて答えられるかどうかも、ミドル世代の面接では見られています。
また、自分自身の言葉でポジティブに話すことも重要です。
ネットや本などに書かれているようなお決まりの言葉を使うのではなく、自分自身の言葉で話すようにしましょう。
面接担当は転職希望者の性格や仕事態度を面接を行い分析しようとするため、ポジティブでやる気を感じる答え方だとイメージがよくなるはずです。
十分に注意して受け答えするようにしましょう。
ただ、質問されたことの全てに同意する必要はなく、自分の意思をきちんと面接官に伝えるようにしましょう。
全ての質問にイエスと答える必要は全くありません。
また、質問に対し正確に回答するためには面接官の質問を理解した上で答える必要があります。
相手が予想している答えから全く外れたような答えばかりが続いてしまうと、マイナスイメージを与えかねません。
万が一、面接官の質問に対し理解できない場合は素直に聞くことが大切です。

退職理由はポジティブに答える

また、必ず前職を辞めた理由を聞かれるでしょうが、この時もポジティブな回答をするようにしましょう。
志望動機は必ず聞かれるでしょうが、高確率で退職理由を聞
かれるようですね。
ほとんどの転職サイトなどにはポジティブに答えるようにと書かれていますが、実際のところ退職理由はネガティブなものが多いです。
たとえば、人間関係やリストラ…などですね。
もちろん、ポジティブな退職理由の方がいいに決まっていますが、本当のことを言ってはいけないのだろうか、ウソをついてポジティブな理由を言ったところでバレるのでは…と考えてしまい、面接の際に退職理由を答えるのが難しいと考えているミドル世代の方は多いです。
そのため、面接の際に退職理由を前向きに答え相手に好意的に漢字てもらうことはミドル世代の面接で最も難しいポイントだと言えるでしょう。
ただ、注意したいのは退職した理由をポジティブに答えるということは嘘や建前をあげて答えるということではなく、本当の退職理由を理解した上で、ネガティブな点をポジティブに変える言い方を身につけておくということ。
つまり、どんなことも言いようで、悪いことでも前向きにとらえられるようにしておけば、ミドル世代の面接の成功につながるということですね。

まとめ

ミドル世代が転職先で面接を受ける際のポイントをまとめてみました。
実際はネガティブな理由で前職を退職している方が多いかと思いますが、そのまま伝えてもいいことは何もありません。
ネガティブなことをどうポジティブにとらえられるかということが大切になってきます。
ミドル世代の方で転職をお考えの方はぜひここでご紹介したポイントをおさえていただき、転職を成功させていただきたいです。

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