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50代でも転職可能?作業療法士・OT編

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はじめに
50代の中高年の方で、資格を取り転職したいとお考えの方は多いかと思います。
中には作業療法士を選択肢の1としてお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、50代で作業療法士(Occupational Therapist)として転職するのは可能なのかどうか不安に思われている方のために、シニア世代が作業療法士として転職できるのか、転職させるにはどうすればいいのか具体的にお教えします!

作業療法士とは

そもそも、作業療法士とはどのような仕事をする人なのでしょうか?
作業療法士とは身体の不自由な方や高齢者などが日常生活をスムーズに過ごすためにリハビリを行う仕事です。
たとえば、食事をしたり、字を書いたり、顔を洗ったり…などは日常生活を送る上で必要不可欠な動作です。

よく混同する仕事に理学療法士がありますが、こちらは大きな動作のリハビリを行うもので、作業療法士を細かい動作のリハビリを行います。
さらに、作業療法士は精神分野のリハビリを行うこともあります。
作業療法士、理学療法士いずれも高齢者から小さなお子さんまで生活のあらゆる場面でさまざまなサポートをするという意味では同じです。

では、作業療法士として仕事をするのに何が必要なのかと言うと、国家資格を取得することが大前提です。
作業療法士の資格は専門性が高く信頼される資格で、医療機関や在宅でチームの一員となりリハビリの分野でもさまざまな医療スタッフと一丸となり仕事をしていきます。

作業療法士の仕事内容

では、具体的に作業療法士の仕事内容について見てみましょう。

われわれの日常生活は朝起きてから夜寝るまでさまざまな作業を行っています。
たとえば、顔を洗ったり、食事をしたり、仕事をしたり、趣味を楽しんだり…などですね。
これら全てが作業ですが、障がいをお持ちの方や高齢者の方はこのような動作をスムーズに行うことができません。
作業療法士はこれらの動作をスムーズにできるよう回復させる仕事で、遊びや手芸、運動などを通じてリハビリを行っていきます。

似たような仕事に理学療法士がありますが、こちらは立ったり歩いたり、座ったり…などの大きな動作についてのリハビリを行います。
作業療法士の仕事はいわば、身体の不自由な方は高齢者がスムーズに生活でき、社会とつながるためにサポートする仕事だと言えるでしょう。

作業療法士の活躍の場

次に、具体的に作業療法士の活躍の場にはどのようなところがあるんでしょうか?

医療機関

多くの作業療法士が病院や診療所などの医療機関で働いています。
国家資格を取得後、医療機関に就職する作業療法士は多いようですね。
小さなお子さんから高齢者に対しリハビリを行い、就学や就労へ復帰するようサポートします。
他にも、精神疾患をお持ちの方に対してリハビリを行ったりします。
具体的には患者さんの好きなことや関心があることを中心にさまざまな作業を通じ、社会復帰できるようサポートしていきます。

高齢者施設、訪問リハビリなど

また、作業療法士は高齢者施設や訪問リハビリで活躍しています。
作業プログラムに工夫をこらし、利用者が積極的にリハビリに取り組めるよう努めます。
利用者それぞれの生活環境に合わせサポートするには利用者の方がたがどのようなことに悩んでいるか見極めることが重要です。
また、身体面だけでなく精神面でも健康に過ごせるようサポートしなければなりません。

児童福祉施設や児童専門の医療機関

作業療法士は児童福祉施設や児童専門の医療機関などでお子さんのリハビリにあたることもあります。
大人とは違い、お子さんへのリハビリは遊びを取り入れ楽しみながら心身ともに成長できるようサポートしていきます。

さらに、お子さんにリハビリを行う場合、保護者とのコミュニケーションも重要です。
保護者にお子さんの様子や成長ぶりを的確に伝えることで保護者の安心感が得られます。
また、お子さんが自宅でどのような過ごし方をしているのか正確に知ることでそれぞれのお子さんの個性を活かしつつ発達に合わせたリハビリが行えます。
わが国では最近、医療技術の進歩が目覚ましいです。
と同時に、医療的なサポートが必要なお子さんが増えており、作業療法士がお子さんへのサポートがますます必要となるでしょう。

50代のシニア世代が作業療法士として転職は可能か

では、50代のシニア世代が作業療法士として転職することはできるんでしょうか?

実際に、わが国では作業療法士の需要は非常に高い状態で、将来的にさらに需要が高まることが予想されます。
その理由は高齢化社会がますます進んでいくこと、作業療法士の仕事には高齢者に対するものも多く含まれているからです。
そのため、高齢化社会が進むにつれ作業療法士の需要が高まるのは間違いないことです。

ひと昔前まで、作業療法士の活躍の場は医療機関がほとんどでしたが、現在では医療機関以外にも高齢者向け施設などさまざまな場で活躍できるようになっています。
さらに、最近増えているのが発達障がいをお持ちのお子さんをサポートする仕事で、社会に適応できるよう早い段階からサポートするため作業療法士の仕事が注目を浴びつつあります。
作業療法士の仕事は身体的なリハビリだけでなく精神的なものもカバーする必要があることから、今後ますます日本全国で需要が高まっていくでしょう。

また、リハビリを進める上で作業療法士は他の医療スタッフをまとめる存在でもあります。
身体的リハビリを行うという意味で作業療法士は非常に重要な役割を持ちますが、身体的だけでなく精神的なリハビリも行うという意味から、他の職種の方とうまく連携し合う必要があります。
つまり、心身ともにサポートする仕事だからこそ、チームをまとめる存在になるわけですね。

ということから考えて、作業療法士は今後ますます需要が高まりスキルや知識が発揮できる仕事であり、50代の中高年であっても転職可能だと断言できます。

50代のシニア世代の作業療法士が転職する際の注意点

では、50代のシニア世代の作業療法士が転職する際、どういうことに注意すればうまく転職できるんでしょうか?

なにがやりたいか明確にする

転職先を選ぶ時、もっとも重要なことは自分がしたいことは何かを明確にすることです。
自分が患者さんに何をしてあげたいか、将来どうなりたいか、どのように働きたいのか…などを深堀りしてみましょう。
自分がどうなりたいか、何を求めるのか、などがはっきりしたら、それを実現できる転職先が明確になるはずですよ。

情報収集をしっかりと

シニア世代だけでなく、転職で重要なのは情報収集です。
たとえば、給与や人間換気、仕事内容や業績…など、詳しく調べず安易な気持ちで転職先を決めてしまうと、リスクが高すぎます。
転職したはいいものの、転職前に思っていた条件と実際があまりにもかけ離れている場合があります。
そうなると、せっかく転職に成功してもまたすぐに退職することになりかねません。
ネットの情報から年収や人間関係、待遇などについて情報を収集するだけでなく、さらに深く調べておきたいですね。

シニア世代でも転職がうまくいく人はネットだけでなく実際にその職場で働いている人から情報を得ていることがほとんどです。
たとえば、最近ではSNSを使っている人が増えているため、SNSを駆使して希望する職場で働く人の様子を調べるなどの方法があります。
実際にそこで働いている人が充実してやりがいがありそうかどうか、プライベートはどうか…などをリサーチしてみましょう。
SNSをのぞいてみて、不平不満ばかりを書いているなら、その職場はあまりおすすめではないかもしれませんね。

転職エージェントを活用する

また、現場の生の声を知るには転職エージェントの活用も手です。
転職エージェントにはアドバイザーがおり、さまざまな募集先と太いパイプでつながっているため、現場の様子や人間関係などを把握しています。
また、職務履歴書や履歴書の添削指導や面接対策などを親身になって行ってくれるのは心強いですよね。
さらに、給与面や待遇面についても代わりに交渉してくれるため安心です。

複数応募し比較検討する

転職エージェントを活用し希望する応募先が見つかったら1つだけでなく複数応募しましょう。
自分の希望が全て叶う転職先が見つかる可能性はほぼないでしょう。
ですが、条件に最も近いところが見つかるまでは比較検討が必要不可欠です。
自分の希望する条件にそぐわなかったとしても、絶対に譲れない条件が満たされていれば、検討の余地はありそうです。
いくつかピックアップできたら、応募するといいでしょう。
複数応募することで、それぞれのメリットやデメリットがはっきりし自分に最も合った転職先が見つかります。
そもそも、高齢者や精神に障がいをお持ちの方に関する求人の数は限られており、希望者が多いためタイミングを見計らって応募しなければチャンスはつかめません。

現場を見学する

もし、自分の条件にピッタリ合った募集先が見つかった場合もすぐに応募するのではなく現場を見学させてもらいましょう。
その理由は収入や待遇面などはネットや求人票に掲載されていても、現場の人間関係や雰囲気などは自分の目で見てみないと分からないからです。
中高年の作業療法士で転職に成功した方のほとんどはこの現場見学を行っている人が多いです。
求人票やネットで書かれていることだけでなく、実際に自分の目で確かめた上で応募することが重要なんですね。

まとめ

50代のシニア世代であっても作業療法士として転職は可能なのかどうか、作業療法士の活躍の場などについても解説しました。
わが国では現在高齢化社会が急速に進んでいることなどから、今後ますます作業療法士の需要は高まりそうです。
50代の方の作業療法士で転職しようか迷っておられる方は注意すべき点を押さえていただきス、ムーズに転職を成功させてくださいね!

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