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転職のノウハウ

ミドル世代の転職で成功するための履歴書&職務履歴書作成ポイント!

更新日:

はじめに
転職する際、最初にぶち当たるのが書類選考です。
ミドル世代が転職がうまくいかない理由に、履歴書の書き方に問題がある場合が多いです。
逆に言うと、履歴書や職務履歴書の書き方を変えてみれば、意外と書類選考がスムーズにいくかもしれません。
スキルや経験をすぐにアップさせることは難しくても、履歴書などをうまくまとめる方法を身につけることはできるはず。
ぜひ、履歴書や職務履歴書をうまくまとめる方法を身につけていただき、1日でも早く転職活動を終わらせましょう。

ミドル世代が転職する際の履歴書の書き方のポイント

日付

転職希望先に履歴書を郵送する場合、郵送する日付を記入し、持って行く場合はその日付を記入します。

住所

必ず都道府県から書くようにし、マンションやアパートなどに住んでいる場合もその名前を必ず書きましょう。

氏名

ふりがなと書かれているところはひらがなで、カタカナで書かれているところはカタカナで記入し、印とあるところに印鑑を押します。

生年月日

生年月日は和暦でも西暦でも構いませんが、どちらかに統一するようにします。
昭和と書く場合、略してSなどと書くのは止めましょう。

電話番号・メールアドレス

電話番号は固定電話でも携帯電話でも構いませんが、必ずどちらかを記入します。
メールアドレスについては一番使っている個人用のアドレスを書きます。
あまり使っていないアドレスを書いてしまうと、面接先からの重要なメールに気づかないため避けましょう。

学歴・職歴

一般的に学歴は高校入学から記入しますが、入学と卒業いずれも書くようにします。
学校名は省略せず〇〇高等学校などと書くようにしましょう。
短大や大学などは学部や学科、専攻名も必ず書くようにします。
なお、小学校や中学校など義務教育については特に記載する必要はありません。
絶対にやってはいけないのがうそを書くことです。
必ず、事実だけを書くようにしましょう。

写真

意外と大切なのが履歴書に貼付する写真です。
指定のサイズの証明写真を貼りますが、撮影して3か月以内のものにします。
カラーがよく、モノクロは避けましょう。
正面から上の上半身のもので、証明写真機で撮ったものでも構いませんが、できれば写真館で撮ったものの方がよりイメージがよくなるでしょう。
なお、写真を撮影する際、清潔感のある服装で撮るようにし、イメージをよくするように意識します。
目はやや大きく広げ、口角を上げて積極性のある顔つきで撮影します。
もし、写真がはがれてしまっても分かるように、写真の裏に名前を書いておきましょう。
履歴書を書き間違えてもいいように、全て書き終わってから貼るようにします。

資格・免許

次に、履歴書の右側にうつっていきます。
資格や免許の欄ですが、必ず正式名称を書くようにします。
たとえば、運転免許なら普通自動車第一種免許、漢検なら日本漢字能力検定、宅建なら宅地建物取引主任者、FPは〇級ファイナンシャルプランニング技能士…などですね。
取得予定の資格や免許がある場合はいつ取得予定なのかを記載しましょう。

志望動機

最初になぜその会社を転職先に選んだのかを具体的に書くようにします。
たとえば、その会社の魅力や強みに魅力を感じたので希望した…などです。
また、自分がこれまで培ってきた経験や知識を活かし、その会社にどう貢献できるかを書いていきましょう。
さらに、転職先の企業ですぐに戦力になれることを前面に押し出したいなど、前向きに頑張りたいことを書きます。
ポイントは空白ができない程度に埋めていくことで、回りくどい言い方は避け簡潔にまとめることです。

趣味・特技

趣味や特技について何も書かないのはどうかと思いますが、1行程度でも構いません。
学生時代からテニスをやっています程度でいいので簡潔に書きましょう。
難しいのが本人希望欄です。
特に待遇面については貴社規定でお願いしますと書きましょう。
もし、勤務時間や勤務地など希望することがあるなら、そのことを書いておきます。
他に、扶養家族がいるのかどうか、通勤時間はどのくらいかなどを書きましょう。

ミドル世代が転職する際の職務履歴書の書き方のポイント

ミドル世代の転職で大切なのが職務履歴書の書き方です。
どんな点にポイントをおいて書けばいいのかご紹介しましょう。
とにかく、転職希望先の企業のニーズをとらえ、そこでどんな経験が活かせるかを強調する必要があります。
もし、転職希望先企業で人事職の募集をしているのに応募するなら、人事の経験以外にも総務として〇〇の仕事をしていた…など、人事以外のプラスαの内容を書くことで企業にあなたの存在価値をアピールできます。
最初の部分に経歴要約と書き、転職希望先の企業で活かせるこれまでのあなたの経験を分かりやすくまとめて書き、採用担当者の興味を引くようにすることが大切です。
前職の職務内容を伝えやすくするため、会社概要を書いておくといいでしょう。
見出し、レイアウトなど相手が読みやすいよう工夫して書くようにしましょう。

ミドル世代が転職で履歴書&職務履歴書を書く際の注意点

ミドル世代が転職活動を行う際の履歴書の書き方をご紹介したところで、履歴書を書く際の注意点をまとめてみます。
採用担当者がその履歴書を読んで会ってみたい人かどうかを判断するため、次の点に注意して書くようにしましょう。

まず、手書きで書くのはもちろんですが、雑に書かずていねいに書くようにしましょう。
もちろん、誤字脱字はNGです。
誤字脱字があると、それだけで入社したい気持ちが薄いと思われがちです。
採用担当者は履歴書の文字や文章から転職希望者の人となりを見ているため、面倒でもていねいに書くようにします。
文体のチェックも必須です。
である調とですます調が混ざっていたり、ひらがなやカタカナが間違って使われていると、注意力や集中力の低い人だと判断されてしまうでしょう。
もちろん、書き間違えた場合も面倒ですが、新しい履歴書で書き直すようにします。
また、履歴書を使いまわすのは絶対に避けましょう。
日付がずいぶん前のものだと、採用担当者は他の転職希望者先企業で使ったものを使ったのだとすぐにバレてしまいます。

だらだらと時系列で書かない

絶対に避けるべきなのは自分のこれまでの経歴を時系列でだらだらと書くこと。
特にミドル世代になると、若い人とは違いこのような書き方になるようです。
応募先にそのまま出してしまうと、採用担当者は応募者のどこに注目すればいいか分からず、強みもつかめません。
もしかすると、読むのがおっくうと感じてしまい、読まれなかったり、読んでもらえたとしてもうまく情報が整理できない人とイメージづけされ、マイナスにとらえられてしまうことがあります。
たとえば、職務経歴をひととおり書いた後、貴社で活かせるスキルや経験などと書き、転職希望先企業で活かせそうなスキルや経験などを分かりやすく箇条書きするなどがオススメです。

まとめ

ていねいに書くのはもちろんですが、自分の希望ばかりを押し出すのは絶対にやめましょう。
なぜその会社を転職先に選んだのか明確な理由や、入社への熱意や意欲などをアピールし、ポジティブなイメージを与えるよう工夫することが大切です。
若い世代とは違いミドル世代は常識を問われます。
細かいところにも注意を払い、履歴書や職務履歴書を作成するようにしましょう。
採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせるような履歴書に仕上げてみてください!

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