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軽貨物配送ドライバーの仕事内容やシニア世代が面接で注意すべきこと

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はじめに
ネット通販が普及したことで荷物を配達するドライバーの需要が増えていますが、特に軽貨物配送ドライバーの需要が急増中です。
一般的にトラックドライバーの仕事は過酷だと思われているものの、軽貨物ドライバーは大型トラックとは違い、軽車両で配送できるので肉体的負担が少ないのが特徴です。
ここではそんな、軽貨物配送ドライバーの仕事内容やシニア世代が軽貨物配送ドライバーへ転職する際の注意点などをまとめてみます。

軽貨物配送ドライバーの仕事内容

まず、軽貨物配送ドライバーの仕事内容についてご紹介しましょう。
軽貨物配送ドライバーの仕事は決まった配達先に軽車両で荷物を配達するもので、中型や大型トラックと比べると走行距離も短く地域も限定されているのが特徴です。
配送する荷物の種類は食料品や日用品、衣類などさまざまで、企業から依頼されるものだと医薬品やウォーターサーバー、自動車部品などが代表的ですね。
配送先は企業、一般家庭などがあり、企業向けの配送の場合ルートが決められています。
企業に配送する場合は常に人がいるので不在のことがなく、一般家庭とは違い土日に人がいないので土日が休日になることが多いです。

いっぽうで、一般家庭の場合だと決まった配送先ということではなく、その日によって配送する家庭や届ける荷物も違っており、受取人が不在の場合は再度配送する必要があります。
さらに、企業向けの配送にはスポットと専属定期便があり、もっとも求人数が多いのは専属定期便となっています。

軽貨物配送ドライバーの将来性

シニア世代の方で軽貨物配送ドライバーに転職したい方は将来性が気になるかと思います。
できるだけ将来性の高い仕事に転職したいと思うのは当然ですよね?
近年、大型トラックでの一括配送から個別対応可能な軽貨物へと需要が変わってきています。
わが国では高齢化、少子化社会が進んでおり、消費や物流量が減少することは間違いなく実際に経済への影響が出てきています。
いくらネット社会が進んでも、人間にとって食べたり飲んだりすることは必要不可欠です。
また、どんなにネット通販が主流となっても荷物は勝手に届くことはなく、人間がなんらかの方法で運送するしかありません。

つまり、運送業は将来的になくならない仕事で、将来性がある仕事と言えるでしょう。
もちろん、今より運賃が下がる可能性は大きいですが、仕事がなくなるということはないと考えます。

シニア世代が軽貨物配送ドライバーで働くメリット

では、シニア世代が軽貨物配送ドライバーとして転職し働くことのメリットにはどのようなものがあるんでしょうか?

普通自動車免許があれば仕事ができる

軽貨物配送ドライバーに転職して働くメリットは普通自動車運転免許があればいいことです。
学歴や経験がなくても交通規則を守って安全運転ができれば、経験のないシニア世代でも十分可能な仕事です。
しかも、取り扱う商品は衣料品や食料品など小さく軽いものがほとんどなので、体力に自信がないシニア世代でも負担がなさそうです。
決められた場所へ確実に荷物を届けられるなら、いくつになっても働くことができ、働ける限り働き続けられるのは非常に魅力的です。

人間関係の煩わしさがない

自分に合っている仕事でも、人間関係が悪いとストレスを感じるものです。
ですが、軽貨物配送ドライバーなら自分1人で荷物を積みこんで配送するだけなので、煩わしい人間関係がありません。
その上、あくまでも自分のペースで仕事ができるのもメリットです。

高収入のことが多い

一般的に軽貨物配送ドライバーの正社員の収入は月収が20万円未満でボーナスなどない…と思われています。
そのため、積極的に軽貨物配送ドライバーになりたいという方が少ないのが現状です。
ですが、実際には軽貨物配送ドライバーの正社員の月収は20~30万円くらいあることがほとんどでボーナスを支給するところも多いため、予想よりかなり収入を見込めます。
シニア世代にとって、ここまでの収入が得られるなら転職先として理想ではないでしょうか?
また、慢性的な人材不足からよほどのことがない限り、正社員として採用されれば解雇される心配もないでしょう。

シニア世代が軽貨物配送ドライバーへ転職する際の注意点

ただ、シニア世代が軽貨物配送ドライバーへ転職する場合注意すべきことがあります。

体力が必要

軽貨物配送ドライバーが配送する荷物は小さく軽いものが多いとは言え、ルート配送の場合は効率よく配送する必要があるため出勤時間が早いことが多いです。
お店が開店する前に配送することも多く、早朝出勤するケースがほとんどです。
さらに、時期によっては大量の荷物を軽トラックに積み込んで丸1日運転し続けないといけないこともあります。
つまり、軽貨物配送ドライバーとして働く場合ある程度体力がない難しいことを理解しておきましょう。

シニア世代が軽貨物配送ドライバーへ転職する際の履歴書や面接での注意点

では、シニア世代が軽貨物配送ドライバーとして転職する場合、面接で注意すべきことはどういうことなんでしょうか?

身だしなみに気をつける

これは軽貨物配送ドライバーに限ったことだけではないですが、面接の際身だしなみに気をつけなければなりません。
軽貨物配送ドライバードライバーだからと言って、作業着や汚れた服でもいいというわけではありません。
できればスーツを着用し清潔感に気を配りましょう。

もちろん、転職を希望しているわけなので、言葉遣いにも細心の注意を払いましょう。
軽貨物配送ドライバーの人材が不足しているからと言って、誰でも採用するわけではありません。
面接担当の方にこの人を採用したい!仕事を任せたい!と思ってもらえるような態度を取ることが重要です。

明確な志望動機を伝える

軽貨物配送ドライバーとして転職する際、明確な志望動機があるかどうかも重要です。
履歴書に書く際もそうですが、なぜ軽貨物配送ドライバーになりたいのか?なぜその企業に転職したいのか…などを明確に記載しましょう。
たとえば、収入がよさそうだからとか、1人で仕事ができそうだからなどと書くのではなく、自分のスキルを活かして社会貢献したい…などとポジティブな理由を書きましょう。
もし、全くの経験がなく軽貨物配送ドライバーへの転職を希望するなら、自分にとって理想の軽貨物配送ドライバーなどを伝えるのもいいでしょう。

転職エージェントの活用を

シニア世代が軽貨物配送ドライバーとして転職するなら、転職エージェントを活用することも重要です。
転職サイトやハローワークを利用するのもいいですが、それらと併用して転職エージェントも利用しましょう。
担当のキャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれますし、履歴書や職務履歴書の添削、求人先との交渉などをやってくれたりします。
若い世代ならまだしも、シニア世代ともなるとたった1人で転職活動をするのは精神的、肉体的にもハードです。
ぜひ、自分に合った転職エージェントを活用していただければと思います。

まとめ

軽貨物配送ドライバーの仕事内容や転職する際の注意点などをまとめてみました。
軽貨物配送ドライバーは将来性の仕事であり、今後ますます需要が高まる仕事の1つです。
シニア世代にとって転職先としておすすめの仕事です。
ただ、1人で転職活動するのは中高年にとって厳しいかと思いますので、転職サイトやハローワークと併用しつつ、転職エージェントを最大限に活用してみてくださいね。

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