はじめに
みなさん眼科でコンタクトやめがねを作る際、視力を測りますよね?
その際に検眼してくれる人を視能訓練士と言い、専門のスキルや資格がないとできない職業です。
ここではそんな視能訓練士が再就職する際に活躍できる場所などについてお教えします。
視能訓練士とは
われわれは毎日の生活の中で、スマホやパソコン、タブレットなどを使っており、生活になくてはならない存在となりました。
そのため、小さなお子さんから高齢の方まで、目に対する不安が高まり、どうすれば目の健康管理ができるのか意識するようになりました。
このように、現代社会の中で重要視されている職業が視能訓練士なのです。
視能訓練士の仕事は視力や色覚、視野や光覚、眼圧や屈折などの検査を行う人のことです。
他にも、さまざまな目に関する検査を行った上で、そのデータを眼科医に提供することでサポートを行っています。
つまり、視能訓練士とは目についてさまざまな検査や検診、訓練などを行う目の医療専門家とも言えます。
また、わが国では視能訓練士法という法律が制定されており、視能訓練士になるためには国家資格を取得しなければなりません。
ただ、まだ歴史が浅いため視能訓練士の数は少なく、将来的に人材育成が必要とされる重要な職業なのです。
シニア世代の視能訓練士におすすめの再就職の場
では、シニア世代の視能訓練士が定年後再就職する場合に、おすすめの職場にはどういうところがあるのでしょうか?
視能訓練士は医療専門職であり、高齢化社会が進むなか目に関する疾患が増えていることからも需要が高いため再就職先は多いです。
眼科クリニック
主な再就職先に眼科クリニックがあります。
個人経営の眼科クリニックなら働き方の融通もききやすいので、週に○日○時間だけ…という風な働き方ができたりします。
スタッフ同士のコミュニケーションも図りやすいので、和気あいあいと仕事ができることが多いです。
公立や市立の病院
また、さまざまな診療科を持つ公立や市立の病院なども再就職先としておすすめです。
働き方としては週5日定時勤務で、目に関する検査を行うことが多いです。
さらに、最近では白内障や緑内障、弱視や斜視専門の外来なども増えているので、再就職先によっては検査というより訓練が主な業務という場合もあります。
一般的に視能訓練士は残業や夜勤が少ないので、シニア世代にとっては仕事を続けやすいでしょう。
大学などの研究機関
高齢化社会が進むにつれ、目に関する疾患に悩む方が増えているため、高い専門性が要求される研究も行われています。
視能訓練士の知識やスキルを活かし、大学などの研究機関で研究のサポートなどを行う方もいます。
視能訓練士の養成施設
シニア世代の視能訓練士は経験やスキルが豊富なため、視能訓練士の養成施設に再就職するという手もあります。
視能訓練士になりたい人は増え続けているものの、慢性的に人材不足です。
特に高齢化社会が進んでいる中、さまざまな目の疾患に悩む方が増えているため、対応できるよう視能訓練士を養成することもシニア世代の視能訓練士にとって重要な役割です。
豊富なスキルや経験を持ったシニア世代の視能訓練士の方なら、母校や養成施設などで若手の育成に務めるというのも非常におすすめです。
医療関係以外におすすめの再就職先
視能訓練士の方は仕事の正確さとスピードを持ち合わせています。
1日に多くの患者さんを検査しなければならないですし、医療従事者はミスなく正確に業務を行わなければなりません。
正確に速く業務を遂行できるということは医療関係以外の仕事でも必要なことです。
営業職
シニア世代の視能訓練士におすすめの再就職先の1つに営業職があります。
シニア世代ともなれば長年視能訓練士として働いてきたため、高いコミュニケーションスキルを持ち合わせているはずです。
営業職に必要な信頼関係を構築する能力を持っていると言えます。しかも、営業職ならやればやるほど給料がもらえるため、定年後もある程度収入を得たいという視能訓練士の方におすすめです。
これまで視能訓練士として培ってきた高いコミュニケーション能力を活かし営業職も再就職先の選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか?
事務職
また、シニア世代の視能訓練士の再就職先としておすすめなのが事務職です。
事務職と言ってもさまざまな業務がありますが、経理などもおすすめです。
事務職はなにもパソコンを触っている仕事ではなく、細かな作業を継続して行える忍耐力が必要ですし、確実にその日与えられた業務をこなせなければなりません。
さらに、正確性も必要です。
シニア世代の視能訓練士ならこれまで正確に仕事をされてきたでしょうから、事務職特に経理の仕事など向いているかもしれませんよ?
転職エージェント活用のメリット
シニア世代の視能訓練士が再就職する際、できれば効率的に進めて生きたいですよね?
どうすれば、自分の希望に合った再就職先を見つけられるのでしょう。
ネットで探してみると、無料で利用できる転職エージェントが数多く存在するのが分かります。
安心して再就職先を見つけられる
プロのアドバイザーが転職先選びから採用についての対策までサポート万全ですので、不安を感じず再就職先を見つけることができます。
さらに、転職エージェントに登録している求人数はかなり多いので、見つけやすいですし自分1人では見つけられないような再就職先を見つけることができるでしょう。
また、定年後再就職するかどうかはっきりと決まっていないシニア世代の方でも転職エージェントを使うことは可能です。
再就職するかどうか決められない、まだ求職活動をスタートできない…という方でも、できるだけ早い時期に転職エージェントに登録しておいた方がいいでしょう。
実際にどういった求人があるのか見てみたり、専門アドバイザーにあれこれ相談するだけでも再就職へのイメージが湧きやすくなり、判断材料を増やすことが可能です。
また、再就職がなかなか見つからず精神的につらくなった時でも転職エージェントに登録しておけば安心感が得られるので冷静に行動できたりします。
無料で安心感を得られるなら、登録しておくたけでも損はありませんよね?
非公開求人を紹介してもらえる
また、転職エージェントに登録されている求人の中には非公開のものもあります。
一般的な求人サイトだとこういった非公開求人はほとんどありません。
シニア世代の視能訓練士が再就職する場合、どれだけ自分の条件に合った情報を集められるかにかかっているため、転職エージェントへの登録は必須と言ってもいいでしょう。
採用までのスケジュール調整を行ってくれる
また、転職エージェントなら採用までのスケジュール調整も行ってくれたりします。
仕事をしながら再就職を見つける場合、応募先との日程調整が手間だったりしますが、転職エージェントに登録しておけば全て間に入って行ってくれます。
直接応募先とやりとりする必要がないので、ストレスもありません。
まとめ
シニア世代の視能訓練士におすすめの再就職先や転職エージェントを活用すべき理由などをまとめてみました。
シニア世代ともなると経験やスキルが豊富なので、視能訓練士として働き続けることは可能です。
ただ、自分1人で再就職先を見つけるのは非常に難しいので、ぜひ転職エージェントの活用をオススメします!