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転職のノウハウ

シニアがキャリアを生かせる仕事って?転職に有利な資格とは?!

更新日:

はじめに
シニアが転職するとなると、有資格者の方が何も資格を持っていない方より有利になることが多いです。
ただ、シニアの方で資格を取得すれば有利になるのは漠然と分かっていても、実際にどんな資格があれば有利なのかイメージできない方も多いでしょう。
いざ退職してから、「なにか資格を取っておけばよかった…」とならないよう、シニアのみなさんが転職する際に有利になる資格を具体的にご紹介したいと思います。
転職のためのキャリアづくりのお手伝いができれば幸いです!

シニアが転職の際有利になる資格(営業職)

営業職と言ってもさまざまなものがあり、金融や海外、法人…などクライアントや扱う商材によって違っています。
ほとんどが資格がなくてもいいものばかりですが、有資格者の方が転職の際に有利なのでぜひ検討してみていただきたいです。

中小企業診断士

中小企業診断士は転職の際にキャリアとして活かせる資格です。
中小企業診断士とは経営上のさまざまな課題を解決するためアドバイザーとなる専門家のことで、国家資格の1つです。
金融機関や行政と中小企業とをつなぐ仕事なので、経営コンサルタントや人材系の営業職でもありがたがられる資格として有名です。

TOEIC

最近は大学生のほとんどは就職活動前にこの資格を取るようですね。
特に外資系企業や商社などでは英語力は必須ですので、このキャリアがあることで非常に転職に有利になると考えます。
ほかにも、最近では海外進出を行う企業が増えているので、資格を取っておいて無駄になることはないでしょう。
理想の点数の目安としては600点以上といったところでしょうか?

宅地建物取引士

シニアが転職の際に有利になる資格に宅地建物取引士があります。
特に不動産関連の業種で有資格者は有利になるはずです。
もちろん、このキャリアを持っていなくても転職できないこともないですが、あれば手当をもらえるところも多いので、収入アップにつながります。

シニアが転職の際有利になる資格(経理)

ファイナンシャルプランナー

経理関係の仕事に転職する場合に取っておくべきなのはファイナンシャルプランナーです。
クライアントの資産や負債、収入や支出、家族構成などをふまえ資金計画を提案する仕事です。
ファイナンシャルプランナーの中でも1級は起業できるレベルと言われており、有資格者は知識の高さをアピールできるのでキャリアアップに非常に役立ちます。
経験がなくても転職に有利になる資格ですので、ぜひ取得してみていただきたいです!

シニアが転職の際有利になる資格(医療)

医療や福祉関係のしごとでは国家資格がないと行えないものがほとんどですので、ぜひ取得しておいていただきたいです。

社会福祉士

社会福祉士の有資格者は老人ホームや地域包括ケアセンターなどで働く際に有利です。
ソーシャルワーカーと言われる仕事で、高齢者やその家族の相談に乗り専門家との橋渡しをする仕事です。
転職先は他にもデイサービスや病院などがあります。
社会福祉士は専門学校を卒業していなくても大学を卒業した方全てに受験資格がありますし、通信教育で国家試験受験資格も得られるので、転職前に働きながら資格を取ることもできるでしょう。

介護福祉士

介護福祉士は介護施設に転職する際必要な資格で、高齢者や障がい者をサポートするシニアに最適な仕事です。
主な仕事内容は日常的なさまざまなお世話から利用者の相談相手になってあげたり、買い物の手伝い…など、細やかなケアが必要です。
主な転職先として通所介護施設、グループホーム、老人ホーム、身体障がい者療養施設…などがあります。
ある調査によれば、介護関連の人材は不足しているため求人倍率は高くなっており、シニアの転職先として最適だと考えます。
介護職の人材不足は高まるいっぽうで、転職を希望する人も増加していますが求人倍率は高い状態が続いています。
シニアの転職に最適な業界と言っていいでしょう。
もちろん、介護業界で働く場合、関連する資格を取得していないと働けないというわけではないですが、国家資格を保有しているとメリットが非常に多いです。
たとえば、日々の介護の仕事以外にも老人福祉施設長や訪問介護会社管理者などマネジメント側としてキャリアを活かせることもあります。
介護業界でキャリアアップしたいシニアの方はぜひ資格を取得しておいていただきたいです。

シニアが転職の際有利になる資格(経理)

日商簿記検定2級

日商簿記検定は簿記についての知識を株式会社の経営、管理に役立つレベルがあることを証明するもので、積極的に取得するシニアの方は多いです。
この資格を取得していれば、大企業、中小企業にかかわらず財務諸表が読めたりと経理関係に強みがあることを証明できたり、営業職でも数字に強みがあることをアピールできるのがメリットです。
ただ、工業簿記、商業簿記いずれも勉強する必要があるものの合格率は7割以上と高いです。
コツコツ勉強すればかなりの確率で合格することができるでしょう。
転職活動期間中に勉強してみてはいかがでしょうか?

シニアが転職の際有利になる資格(事務職)

MOS(Microsoft Office Specialist)

この資格はパソコンを使用する際に役立つ資格で、シニアの方にもキャリアアップのために人気の資格です。
PowerPointやExcel、Wordなどのスキルがあることを証明する資格となっており、性別や年齢に関係なく挑戦しやすく転職の際にも有利になるに違いありません。
OutlookやAccessなどもありますが、一般的にPowerPointやExcel、Wordがあれば転職活動に十分役立つかと考えます。
もちろん、転職の際アピールしたいなら、最新バージョンのテストを受けるのがよく、WordやExcelには2種類のレベルがあります。
時間のあるなしによってどちらを受験するか選ぶといいでしょう。
もちろん、できればエキスパートを取得しておいた方がいいですね。

社会保険労務士

社会保険労務士は国家資格で、社会保険や人事、労務のプロ中のプロです。
就業規則の作成や労務管理、年金のコンサルなどを行います。
従業員の社会保険や労働保険などに関する書類を作ったり、提出の代行などを行います。
労働や社会保険に関する手続きや法律は非常に専門性が必要なので、社会保険労務士はどの企業でも高く評価されます。
ただ、合格率は10パーセント前後と難易度は高いです。
問題の出題範囲が非常に広く、試験時間も長いので体力づくりと準備をしっかりと行っておかなければなりません。

シニアが転職の際有利になる資格(土木建築)

第一種電気工事士

第一種電気工事士は工場やビルなどの電気工事に関わる専門の技術者で、二種より専門的な知識や技術が必要になるため電気について正しく理解し正確な施工が合格するために重要になります。

危険物取扱者

危険物取扱者はガソリンなど危険物を管理できる資格で、有資格者は転職の際に選択の幅が広がるのでおすすめです。
特に人気が高いのは乙4種ですが、他の種類と比較して合格率は低くなっています。

まとめ

シニアが転職する際、有資格者が必ずしも成功するとは限りません。
そのため、取得しようと考える資格が自分の転職に役立つのかどうかしっかりと見極めていただき、役立つ資格取得にチャレンジすることが転職を成功させるコツです。
もちろん、資格を取得すればいいというわけではなくそれ以外の方法で自分の価値を高めることも考えましょう。
まずは転職に向けて今できることから始めましょう!

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